「お金はないけど、美味しいものでお腹いっぱいに満たしたい。」「冷蔵庫に余っている食材を余すことなく消費したい。」「たまには懐かしの味が食べたい。」といった経験はないでしょうか?そんな時は「すいとん」という料理が最適です!あなたは「すいとん」という料理を知っていますか?私がこれから紹介する「すいとん」はシンプルですが、これらが全て詰まった最高に美味しい「すいとん」ですので、ぜひ作って食べてみてください!
「すいとん」とは
まず、私が推す「すいとん」とはそもそも何なのか紹介します。すいとんとは、小麦粉の生地を一口大の大きさにし、人参やきのこなどの具材と一緒に汁で煮た食べ物です。
「すいとん」という名は全国で一般的な名前でありますが、地方によっては郷土料理として様々な名前で呼ばれています。東北地方では、「ひっつみ」「とってなげ」「つめり」「はっと」などと呼ばれており、九州地方では「だご汁」「だんご汁」と呼ばれ、名物として知られています。私はよく「つみれ」と呼んで食べていました。
味付けについては地域毎に様々であり、主に醤油か味噌で味付けがされています。今回は、私がよく食べていた醤油ベースの味について紹介していきます!
基本レシピ(材料)
◎材料
・水‥‥‥‥‥‥‥500ml
・にんじん‥‥‥‥2分の1本程度
・大根‥‥‥‥‥‥4分の1本程度
・しいたけ‥‥‥‥2個
・煮干し‥‥‥‥‥7匹程度
・醤油‥‥‥‥‥‥大さじ2杯
◎すいとん
・薄力小麦粉‥‥‥80g
・水‥‥‥‥‥‥‥50ml
簡単な調理方法
◎準備作業
・小麦粉に水を入れてよくかき混ぜ、すいとんの生地を作ります。お好みで分量を変えて硬さを調整して
も大丈夫です!個人的には、少し生地に粘り気があって硬めがオススメです!
・煮干しの頭とはらわた(腹の所の黒いもの)をちぎって取り除きます。
・人参・大根の皮をむき、お好みのサイズ(いちょう切り)でカットします。
◎調理手順
1.鍋に水と煮干しを入れ、沸騰させた後5分程度煮混みます。
2.出汁が取れたら、煮干しを取り除いた後、にんじん・大根・椎茸を鍋に入れ中火で5分程度煮込
み、醤油を入れて味を調整してください。(アクが出たらその度に取り除いてください。)
3.生地をスプーン等で一口大にして鍋に入れ、生地に火が通り柔らかくなるまで煮込み(中火
で5分程度)、器に盛り付けたら完成です!
※作るのに慣れてきたら、煮込んでいる間に準備作業をできればより短時間で作ることができます!
まとめ
今回は、誰でも簡単に美味しくお腹いっぱいに食べられる「すいとん」を紹介しました。冷蔵庫の中の余り物でアレンジ等も簡単にできるため、ぜひ作ってみてください!
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